記事内に広告が含まれています。

お局様はなぜ他責志向になるのか?~「40年同じ職場にいて、なぜこんなに仕事ができないのか?」~

■「なんで言ってないの?」の裏にあるズレた責任感

職場でよくあるセリフ。
「なんで〇〇を△△さんに言ってないの?」
それ、あなたが言ってもいいんですよ?と心の中で何度つぶやいたかわかりません。

なぜか毎回、「自分以外が気を利かせて当然」「指示や連携は他人の役割」と思い込んでいるような態度。こういう“お局的存在”は、往々にして他責志向になっています。


■ 過去の成功体験どころか、何もできていない

ありがちな「昔はできた人」なら、まだ理解の余地はあります。
でも中には、過去の成功体験すらないのに威張っている人もいるんですよね。

私の職場にもそういう人がいます。
40年も同じ部署、同じ仕事をしているのに、スキルが一切身についていない。
覚える気も、改善する意識もゼロ。
そのくせ、自分のミスは平然と「私、聞いてませんけど?」と他人のせい。
まるで「ミスを誰かに擦り付けること」が仕事かのように振る舞っている。


■ なぜそんな人が生き残れるのか?

答えは簡単。「誰も指摘しないから」です。

周囲が「面倒くさいから放っておこう」と黙認してきた結果、本人の中で“私は悪くない”という物語だけが強化されていく
こうして「責任を回避するだけの人」が、なぜか権力だけは持ったまま居座ることになる。

しかも、本人は「長年いる=正義」と思い込んでいるから厄介です。


■ 他責志向が職場を壊す

他責志向の人間が職場にいると、“責任を取りたくない空気”が伝染します
自分の頭で考えなくなり、責任を避けるために仕事の質もどんどん下がる。
つまり、放置すれば組織全体が腐る。


■ 無責任な長老文化にメスを入れよう

「お局」という言葉が、ただの職場あるあるやネタで済まされてきた時代は終わりです。

本当に必要なのは、「長くいること」ではなく、「学び続ける姿勢」と「責任を取る覚悟」。
年数より中身。
職場にいる全員が、その当たり前をちゃんと再確認するべき時期に来ていると思います。

スタディサプリEnglish ビジネス英語


タイトルとURLをコピーしました